Amazonで販売する商品を見つけ、モノレートで調べて売れそうだと目処を立てても、FBA販売する手数料が分からなければ利益がどの程度出るのかもわかりません。FBA販売の場合、Amazonの販売手数料以外に配送代行手数料などがかかります。 商品の大きさやカテゴリーによって手数料も変わります。 FBAの手数料は 「FBA料金シミュレーター」を活用するとすぐに分かります。
FBAシュミレーターへアクセス
FBA料金シミュレーター はAmazon セラーのアカウントを持っていれば誰でもアクセスできます。セラーセントラルログイン後に「FBAシュミレーター」(https://sellercentral.amazon.co.jp/fba/revenuecalculator/index)にアクセスしましょう。
対象商品検索
検索ボックスに、FBA手数料を調べたり商品名やASINを入力し「検索」ボタンをクリックします。
シュミレーション実行
①商品代金を入力します。Amazonで販売する金額を入力するのですが、現在Amazonで販売されている最低価格を入力してください。もしかしたらご自身で出品するときには値段が下がっている可能性もあるので、モノレートで価格推移を見て販売予定金額を入力すると良いでしょう。 ② 「計算」ボタンをクリックすると、各種結果が表示されます。 ③出品者の利益を確認し、その金額以下で仕入れられれば利益が出ると判断してください。本当は商品の原価やAmazonへの納品時の送料なども入れれば精緻な値になるのですが、ざっくりといくらで仕入れればよいかの判断基準になります。
シュミレーション実行結果の確認
Amazonにどの程度手数料を払うのかの詳細を見てみましょう。
出品手数料を見ると、販売手数料とカテゴリー別成約料というのがあります。 販売手数料とは別に「基本成約料」というのが存在し、小口出品の場合は1点販売するごとに100円の手数料がかかります。大口出品の場合はこの手数料がかかりません。しかし、大口出品の場合は月額4,900円(税別)の固定費が必要になるので、月に50件以上販売するのでしたら大口出品のほうが得になります。 販売手数料はカテゴリーによって異なります。いくつかのカテゴリーの商品には、以下のように最低販売手数料が定められています(たとえば、出品者は販売手数料または最低販売手数料のいずれか多い方を支払います)。メディア商品(本、ミュージック、ビデオ・DVD商品、PCソフト、TVゲーム)の場合、商品の価格に基づいて算出された、販売手数料率または最低販売手数料のいずれか多い方が差し引かれます。
カテゴリー別成約料 メディア商品の販売については、小口出品および大口出品のいずれの場合も商品ごとにカテゴリー別成約料を支払う必要があります。
次にFBA手数料を確認してみましょう。
月額保管手数料 Amazonフルフィルメントセンターにて保管する商品に、日割りの在庫保管手数料が月単位で発生します。1月~9月と10月~12月で異なる月額保管手数料が 適用されます。年末商戦のときはFBAの利用料金も上がるのですね。
配送代行手数料 商品の寸法と重量に基づいて料金が決まります。
いかがだったでしょうか。FBAを利用するときは細かな計算に基づいてAmazonの手数料が決まってきます。Amazonの手数料を考慮していなかったがために利益が小さくなってしまったり赤字になったりしないようにしっかりと頭に入れておきましょう。と言っても計算方法をすべて頭に入れておくのは無理なので、シュミレーターを利用してAmazonの手数料を計算しましょう!
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